2019-01-01から1年間の記事一覧

わかりあえなさについて語るときに我々の語ること

書きたい文章が書きたいように書けなくなって久しい。言葉と言葉がつながらない。最適な単語が見つからない。果ては文章の行先を見失う。相関関係があるのかどうかはわからないが、文章が組み立てられないと話し言葉もうまく出てこなくなるようで、最近ふい…

夜汽車は永い言い訳を載せて

思えば、長い長い夢を見ていたような気がする。説明するのも鬱屈になるような心持ちで三月に仕事を辞め、五ヶ月ほど社会のレールから外れてふらふらと彷徨い歩いていた。きちんと線路沿いを歩いている分、死体を探す四人の少年たちのほうがまだまともだ。 目…

夏になると僕は

随分と更新が滞ったが、直近のブログの内容的になんとなく「あぁ、これが平成最後のブログだったんだな」みたいな雰囲気が出せたのでセーフとしておく。させておくれ。心を亡くすと「忙」しい、なんてこじつけめいた、巧く言ってやった風な言葉があるが、最…

平成にはアマトキシンを 有色人種にはマシンガンを

2018年の面影を色濃く残したままに、2019年を迎えて2週間が経つ。 明けましておめでとう、という新年における構文は使い古された一発ギャグのようで安心する。何はなくとも明けましておめでとう。今年も宜しく。それに代わる変化球の挨拶を考えさせる余地も…